お読みあそばせ

本とか映画の感想文

恋愛にもほうれんそうが重要だと教えてくれる「365+1」

これの前に読んだ凪良ゆうの作品が「愛しのニコール」のせいか、同じ系列だなあと。
攻めが言葉が足りない男っぽい攻めで、受けはいろんなことを考えて、でも口にできない女っぽい受けで、すれ違う二人の話。
受けと攻め、交互に語られる章立てがわかりやすい以上に、攻めに対して「バカ! サル! 同人誌じゃないんだからちゃんと受けちゃんを慮りなさいよね!」プンプン! である*1
女っぽい受けとはいったものの、遠距離恋愛がそうさせるんだろうな。女々しい受けではない。むしろ攻めより男らしい部分もあって、とてもキップのよい感じで清々しい。
話の展開は先読みしやすいものの、これぞ王道といった心の機微が描かれていて、さすがだな〜と言わざるをえない。

しかしこれほどまでに、ほう・れん・そうを行っていれば起こらなかった恋愛話もあるまい……。攻め諸君はエッチばっかりじゃなくて、たまには正直になってお話することも大事だよ、という教訓を得た。

365+1

365+1

*1:同人誌の場合はこの限りではない