お読みあそばせ

もはやただの日記

お兄さんに罪はないし本屋にも罪はないんだ

紀伊国屋って、なんだろう。紀伊国屋に特別な思い入れはないのだが、THE本屋の印象で、札幌駅にできたときは「すげえなあ」と思って行った気がする。大型書店だしなんでもあるんだろうと、ちょっと普通の本屋にはなさそうな本を買うときに利用していたが、ほしい本がないことがめちゃくちゃに多い。紀伊国屋にはありそうだからと買い見つからない。念の為検索機で探すけど在庫はあるみたい。で、店員さんに聞いたらやっぱりない。
そのうち大きなジュンク堂ができた。期待してなかったけどジュンク堂には欲しい本がちゃんとある。紀伊国屋、なんなんだ。いや、紀伊国屋に罪はない。ないけど。

立地条件もあって、それ以降紀伊国屋には行かなくなったんですが、久しぶりに行った。ヨドバシ行ったついでで、普通のマンガを買いに。なくても、ヨドバシで買えばいいかと。
案の定、売り場にない、でもデータ上はある。店員さんに探してもらうと、なかなかの時間が経過したあと、お兄さん「データ上はあるので、担当のものに聞いてみますね!」、いや〜、その漫画新刊だから多分ヨドバシに売ってるし、もう結構待ったから「大丈夫です」って答えたんだけど「売り場に出てないだけかもしれないので!!」って念を押す。お兄さん……。
急いでないので、そこまで言うならまあ……どうぞ……と思って、再びぼ〜っと待ってたら「ありました!」って。そうか、あったのか。いやでも、そんなに待つなら札幌駅にいっぱい本屋あるし、別にここで買わなくてもよかったけどまあ……お兄さんがとても晴れやかな顔をしているので、お兄さん、よかったねと思った。

これがプログラミングの本とか、画集とか、デザインの書籍なら、めちゃくちゃ嬉しかったかもだけど、700円のおそらくほかの書店にはあるだろう、発売日が1/8の漫画に、ここまで時間かけて探す……? という気持ちがどうしても残っていて、紀伊国屋、今後もがんばってくれ……グッバイ。と思い、帰ってきた。多分今後もあまり行くことはないと思う。