お読みあそばせ

本とか映画の感想文

お笑いBLの描写は耽美であればあるほど笑えてしまう「妖精ハンター×DT 〜四十歳童貞男の逆襲〜」

童貞が魔法を使えるようになるBLは何冊かあります。
本作はハードボイルドBLが得意の著者の、お笑いBL。同じような濃厚な描写が味付けでこれだけ笑えるのはお見事です。

本作については感想をどうこう述べるより、引用ツイートを見てもらった方がはやいのではないかと思うので、ここにいくつか引用しておきます。

お笑い系のBLって、セックス描写が濃厚であればあるほど、古典的であればあるほど、耽美であればあるほど面白くなってしまうのは、なぜでしょう?
犬山が滔々とお耽美妄想を繰り広げている中、主任が全然関係ないことを考えてるくだりとか、うまいし面白いしなにがなんだか。なにも考えずにサクッと読めて、笑えるし、ちゃんとエロいし最高です。

そして、タイトルからいろんなものを裏切られました。まず表紙の男は童貞じゃないし、タイトルも妖精ハンター(攻)・童貞(受)じゃないし*1。気になる点も多く残るので、「淫猥なランプ」みたいに2冊目が出ないかな……。

妖精ハンター×DT~四十歳童貞男の逆襲~ (ラヴァーズ文庫)

妖精ハンター×DT~四十歳童貞男の逆襲~ (ラヴァーズ文庫)

淫猥なランプ (二見書房 シャレード文庫)

淫猥なランプ (二見書房 シャレード文庫)

*1:さすがに深読みのしすぎかもしれなかった