お読みあそばせ

もはやただの日記

淡々と事実を切り取ったものの画角が全然あってない「ダンケルク」

を、見ていました。8月から9月にかけて結構映画を見たと思ったんですが、思っていただけで、ハイローを4回も見ていたからで、他はダンケルクとスクランブルしか見ていませんでした。 ダンケルク、淡々と事実を描写した感じが好きでしたが、映画を見慣れて…

この背中についていきたい「HiGH&LOW THE MOVIE2」

見てきました。 THE MOVIE、通称ザムから入ったこの世界。当時は立木文彦のナレーションと、流星街みたいな無名街の大爆発、背中を切られてもなお美しい窪田正孝のインパクトに圧倒されて、ドラマ版を履修。 チームのカラーをざっと把握したところで間をおか…

CMとタイトル詐欺の問題に目をそむけられなくなった1本「怪盗グルーのミニオン大脱走」

ミニオンが注目されはじめたのっていつ頃からでしょうか。1作目から見ている者としてはアレです。「ああ、こんなにメジャーになってしまって……」という気持ち。 本作は「ミニオンズ」も含めるとグルー4作目でしたが、イルミネーションスタジオはそろそろ続編…

米林監督の巣立ちを感じさせる映画だった「メアリと魔女の花」

公開初日のわりにそんなに混んでなくて、夏休み前だからかな〜? というのが第一印象。映画はいろいろ惜しい部分もあったけど、米林監督の巣立ちアニメとして、これ以上のものはないのでは!? よかったです。 これ、当初見に行くつもりはなかったんですが、…

原作読まないまま映画を見たけど、こりゃーみごとな風刺映画「帰ってきたヒトラー」

発売直後から気になっていたものの、ハードカバーは高いしかさばるし、でKindleが値下げされるのを待っていたら、文庫になり、Kindleも分冊してしまい、ずるずると原作を買っていなかったのを、映画で見ました。 ほんとうに見事な風刺作品で、これをドイツ人…

お手本のような同人誌だと思う「お医者さんのお引っ越し」

本作は「お医者さんにガーベラ」「お花屋さんに救急箱」に続く3本目*1。お医者さん(受)とお花屋さん(攻)の仲もほとんど夫婦になり、家(花屋)をリフォームして二人の終の棲家にしましょうかという話しです。 リフォームといってもボロ家なので、ほとん…

幸せで濃密なエロにエロを重ねても破綻なし!「四獣王の花嫁」

エロいBL小説が読みたいとき、思い浮かぶ作家は重めの作風で、もっとハッピーでぐずぐずのエロが読みたいんじゃい! そんなときは本作です。*1 ものすごく端的にいうと幸せで綺麗でかわいい肉便器と、幸せで仲良しの穴兄弟。4Pが2回、2Pが2回、触手の尿道責…

お笑いBLの描写は耽美であればあるほど笑えてしまう「妖精ハンター×DT 〜四十歳童貞男の逆襲〜」

童貞が魔法を使えるようになるBLは何冊かあります。 本作はハードボイルドBLが得意の著者の、お笑いBL。同じような濃厚な描写が味付けでこれだけ笑えるのはお見事です。 本作については感想をどうこう述べるより、引用ツイートを見てもらった方がはやいので…

魂のBL「ショートケーキの苺にはさわらないで」

すでに1回は読んでいるんですが、近々スピンオフがでるので改めて読みました。いや〜〜〜〜、魂のBLですわ。 商業のBLには肉体関係がほぼ必須、といわれているのは、やはり肉体関係が言葉にせずとも分かる、男と男が真に愛し合っている証拠だからだと思いま…

水筒買った(THERMOS、500ml)

水筒は、350mlのものをすでに持っています。こんにちは。 それの問題は、水筒の口径がそのまま飲み口になっていて、水の残量が減るにしたがい、口から水をこぼしてしまうこと……。子どもかい。でもやるよね!? 残量がわからないから、恐る恐る傾けて「ゴボッ…

ついに「蒼穹のローレライ」

何かを語ろうとすると、物語の確信に触れねばならないので、あらゆるネタバレを許容できる方のみ読んで下さい。

コンロの置き場所が気になって全然集中できなかった「ダブルミンツ」

長年腐女子をやっていて、じつはBLの実写映画をみるのはこれが初めてでした。地方都市の映画館ではやらなかったのに、ダブルミンツはなぜか、ユナイテッドシネマでやっている。 これは見に行くしかないということで行きました。作り手が原作を大事にしたんだ…